今も思いは変わってないし。
卵色日記 la vie en oeufに収録したものです。
茶支度の体内時計 2004-11-10 05:44
最近、お茶をいれていて気づいたことがある。
お茶の時間がわかるのだ。
いやー午後3時とかがわかるって意味じゃないですよー。
お湯を沸かしてから、ポットに入れて、それをカップに注ぐ。
その一連のころ合いがわかるのだ。
なんで気づいたかというと、主人にお茶の淹れ方を教えていて、主人がポットの傍を離れたときに、それが気になって、それで気づいた。
人のこと言う前に、自分がポットの傍を離れてるじゃないか、と自分で突っ込みを(心の中で)淹れて、いや私にはわかるぞ、頃合いが。
と思ったわけである。
不思議だけれど、この体内時計があるから、皆茶好きはお茶の淹れ方を尋ねられても「お茶の淹れ方?いやーなんとなくですよー」というあいまいな返事しか返さないのだ。
体内時計は、1分2分で動いてるんじゃないし。
お茶を入れるのを長くやると、自分の好みの体内時計ができて、それで自分好みの茶が入るのだな。
主人はかくしてセイロン茶から練習を始め、3日目にほぼ体内時計ができたようだ。
習得の早さを見込んではいたものの、早い。
人が一生懸命勉強して、失敗して身に付けたことが3日かよーって思ったけど、ま教えるほうがよかったからだ、ってことにして、後は人に淹れてもらう茶を楽しむことにしよう。
しかし、人の淹れた茶ってうまいよねー。